Q1|お二人は、どういうご縁で?
MC「おふたりは、そもそもどういうご縁で、一緒に取り組むことになったんですか?」
大壁「OOKABE GLASS と福井県のお付き合いは、この取り組みが最初ではないんです。きっかけは、県が進めていた、若者のチャレンジを応援する取り組みでした。若者を応援してくれる経営者を紹介してほしい、と相談をいただいて。
ただ、一人ずつ紹介して回るのでは続かないので、仕組みをつくったんです。若者が会社に取材に行く。それがそのまま、その会社の紹介にもなる。お互いに得がある形に。
そこから、まちづくりや人づくりの取り組みを、いくつか一緒に形にしてきました。今回のプロジェクトも、その延長線上にあります。」
寺井「県が旗を振るだけでは、なかなか人は動かないんです。民間の方が『それ、うちがやります』と手を挙げてくださって、はじめて回り始める。大壁さんとは、その経験を何度か重ねてきました。若者の応援から始まって、福井に関わってくれる人を増やす取り組みを、形を変えながらご一緒してきた、という流れです。」
Q2|なぜ、行政と民間が一緒に?
MC「行政と民間が一緒にやる意味は、どこにあるんでしょうか。正直、県が一つの会社と組むことに、疑問を持つ方もいると思うんですが。」
寺井「おっしゃる通りで、行政の仕事は、公平でなければいけません。特定の事業者さんだけを特別扱いすることは、仕組み上できないんです。だからこそ、一つの現場に深く入り込んで、商品になるまで磨き上げるところは、民間の力が必要でした。
誤解のないように言うと、県はこの取り組みの進め方に協力しているのであって、特定の会社を応援しているわけではありません。」
寺井「それともう一つ、大事なことを。この取り組みに、税金は一切使われていません。」
大壁「逆に僕らは、"福井県として"とは言えないんです。一つの会社が言えることには、限りがある。だから、行政と民間、両方の名前でやる意味があるんです。
それと、これを OOKABE GLASS だけの枠組みにするつもりは、まったくありません。同じ思いを持つ事業者さん、地域、会社となら、誰とでも組んで、福井の地域IPを一緒に育てていきたい。そういう開かれた取り組みです。」
※ 寺井さんの「特定の会社を応援しているわけではない」が立場上言いにくい場合は「この形で成果が出れば、他の地域・事業者にも広げていける」に置き換え[県確認]/「税金は一切使われていません」を県の口から言えるかも要確認[県確認](言えない場合はQ5で大壁が言う)
Q3|普通の観光プログラムと、何が違う?
MC「体験プログラム自体は、全国にたくさんありますよね。何が違うんですか?」
大壁「よくある体験って、"やってみました"で終わるんです。僕らがつくりたいのは、そうじゃない。その場所で、その人にしか起きない、心が動く時間。それを体感と呼んでいます。
一番の違いは、人に焦点を当てることです。感動って、景色だけじゃ生まれないんです。そこに人がいるから、生まれる。その土地で生きてきた人の仕事、手つき、言葉。それに触れたときに、心が動く。
*ここに具体例を1つ。実名を避けるなら「ある職人さんの現場では——」の形で場面描写だけで語る
大壁誤解してほしくないのは、僕らは感動を約束する商品を売っているわけではない、ということです。感動するかどうかは、その人次第。僕らがやるのは、心が動く場面が生まれる条件を、事業者さんと一緒に整えることです。」
Q4|実現したいこと・ワクワクする未来
MC「このプロジェクトを通して、どんな未来を実現したいですか?」
大壁「人口が減っていくのは、たぶん止まりません。でも僕は、"出ていくか、残るか"の二択で考えるのを、やめたいんです。
福井に住んでいなくても、ふとした時に福井を思い出す。誰かに福井の話をする。何年かに一度、あの人に会いに来る。そういう、流動的に福井に関わってくれる人なら、いくらでも増やせる。流出ではなく、流動です。
それと、これは外向きの話だけじゃありません。福井で働いている人が、自分の仕事はすごいことなんだと気づく。自分の仕事と、この土地を、誇らしいと思えるようになる。その両方が起きたら、この地域は続いていくと思っています。」
寺井「県の言葉でいうと、関係人口ということになります。住んでいなくても、福井と関わり続けてくれる人。その入口を民間の現場につくっていただけるのは、県だけでは難しいことです。
それともう一つ。この現場は、福井の若い人たちの活躍の場にもなると思っています。プログラムを支える側として関わることで、普段は出会えない方々との接点が生まれる。そこにも、期待しています。」
Q5|お金の流れは?(正式質問・会議決定で昇格)
MC「少し踏み込んだことも伺います。このプロジェクト、お金はどう流れるんですか?正直、運営側がもうかる仕組みなのでは、と見る方もいると思います。」
大壁「一番大事なところなので、はっきりお答えします。
まず、事業者さんの参加は無料です。映像を作る費用も、プログラムを組み立てる費用も、事務局が持ちます。お客様に払っていただく体感の対価は、事業者さんの収入になります。
そのうえで、この事業の収益の50%——半分を、福井県に寄付します。残りは、映像制作や予約運営など、この取り組みを回していくための経費です。
福井の現場が稼ぐほど、福井県にお金が還っていく。事業者さんが自分の商いを続けることが、そのまま福井への貢献になる。そういう仕組みに、最初からしてあります。隠すものは、何もありません。」
Q6|ご覧のみなさんへ
MC「最後に、この動画をご覧のみなさんへ、メッセージをお願いします。」
寺井「県外の方、海外の方。福井には、その地でしか出会えない時間があります。ぜひ一度、福井へ来てください。お待ちしています。
そして、県内の市や町のみなさん。これから順番に、ご説明とご相談に伺います。それぞれの地域にある宝を、ぜひ教えてください。成果も、一緒に分かち合っていきたいと思っています。」
大壁「そのうえで、福井の事業者の方に、聞きたいことがあります。自分の仕事場を、お金を払ってでも見たい人がいる。そう言われたら、信じますか。」
寺井「普通は、信じられないですよね。毎日、当たり前にやっている仕事ですから。」
大壁「でも、いるんです。あなたが当たり前にやっている仕事が、誰かの、人生の想い出になる。
市や町のみなさん、事業者のみなさん。間口は、開いています。うちの仕事が体感になるのか分からない。それで構いません。まず、現場を見せてください。」
※ 言い切って終わり。締めのナレーション・テロップは入れない
※任意の追加質問|事業者の手間の話
お金のQは会議決定でQ5に正式昇格。残るのは事業者の負担・主導権(v0.8 B8)。尺に余裕があればQ5の後に。
MC「参加する事業者さんには、手間はかかるんですか?」
大壁「お願いするのは2つだけです。現場を見せてもらうこと。それから、内容と価格の確認。値段は、必ず事業者さんと一緒に決めます。勝手に安売りすることも、勝手に約束することも、ありません。
予約も、運営も、何かあったときの窓口も、全部こちらで引き受けます。事業者さんは、いつも通りに仕事をしていてください。それがそのまま、体感になります。」